本記事では高知名物の中でも、6月が旬といえる魚に焦点を当てて、一覧で解説していきます。
6月の高知は海産物よりも川魚がおすすめ。一体どんな魚介類を食べるべきでしょうか。
また高知名物「かつお」は6月は旬にあたるのか。これらについて、地元高知の水産会社が解説していきます。
※旬は学術的に定義されるものではないので、若干の地域差があります。
※年によっても異なるので、参考程度にご確認ください。
※各月の旬は「高知の魚・水産物の旬カレンダー(1月~12月)」でチェック!
目次
6月が旬の高知の魚①:アユ(天然)
日本三大清流のひとつ「四万十川」や、水質日本一を誇る「仁淀川」など、美しい河川を多く有する高知県は、川魚に恵まれています。
アユは高知で食べるべき川魚の代表で、5月中旬~10月頃に旬を迎えます。
主な産地は四万十川、仁淀川、吉野川、奈半利川、物部川、安田川などです。頭から尻尾までの身に酢飯を詰める「鮎の姿寿司」は、高知の郷土料理なので、ぜひ一度ご賞味ください。
加えて、アユは食べる以外にも釣りを楽しむことが可能です。解禁は例年5月中旬頃で、この時期には県内外から多くの方が釣りに高知を訪れます。初めての方は、アユ釣り体験もおすすめです。
ぜひ高知のきれいな川でとれたアユの、香りと旨みを楽しんでください。
6月が旬の高知の魚②:うなぎ(天然)
うなぎは南国高知の夏を代表する魚で、6月~9月頃に旬を迎えます。
天然うなぎは、四万十川や仁淀川など、県内各地の清流でとれます。透き通った水で育った旬の天然うなぎは格別です。夏のスタミナ補給もかねて、ぜひ高知でお召し上がりください。
また天然うなぎだけでなく、高知は全国屈指の養殖うなぎ産地です。田野町で生産される「西岡うなぎ」や、四万十町で生産される「四万十うなぎ」が有名で、いずれも全国に根強いファンを抱えています。
技術の進歩によって、うなぎは天然よりも養殖の方が好きな方も少なくありません。旬を楽しめる「天然」、一年を通して美味しい「養殖」、お好みの方をお召し上がりください。
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【四万十産】養殖 四万十うなぎ(蒲焼き・白焼き)
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6月が旬の高知の魚③:手長エビ(川海老)
「魚」ではありませんが、同じ水産物として高知名物の「手長エビ」を紹介します。
手長エビとは、川に生息する比較的小さなエビで、名前の通り長い”手”が特徴。高知県では6月~9月頃が旬にあたります。
県内各地の河川に生息していますが、中でも四万十川でとれる手長エビが有名。高知の手長エビを守るため、中土佐町の事業者が世界で初めて養殖で量産に成功したことは大きな話題を呼びました。
塩をかけて素揚げする、または唐揚げで食べるのが高知流。アツアツを食べると感動すること間違いなしです。高知の居酒屋などで提供しているので、ぜひ旬の時期にはお召し上がりください。
6月が旬の高知の魚④:金目鯛(キンメダイ)
高知県の東部「室戸市」の名産品、金目鯛は6~7月頃と12~2月頃が旬にあたります。
特に梅雨から初夏にかけての金目鯛は産卵シーズン直前を迎え、冬の旬よりも身が太って脂がノっているのが特徴。
煮付けや鍋も人気の金目鯛ですが、この時期は特に刺身でその身質を楽しむのがおすすめです。室戸市名物「キンメ丼」などの丼ものもいいですね。
高知の金目鯛の漁獲量は西日本一(全国4位)を誇ります。中でも室戸沖の金目鯛漁は漁場が近く、一本釣り直後に日戻りで水揚げしているため鮮度が抜群です。
夏の高知に来たなら金目鯛は必食。ぜひ濃厚な刺身をお楽しみください。
6月が旬の高知の魚⑤:シイラ
ハワイでは「マヒマヒ」と称され、暖かい海域に生息するシイラ。土佐沖は全国屈指の漁場であり、高知では5月~11月頃が旬にあたります。
非常に鮮度落ちが早いシイラでも、高知では刺身で食べることが可能です。日本テレビ『満天☆青空レストラン』でも放送され有名になりました。
一般的な食べ方であるフライやムニエルで食べるのもおすすめ。香南市や四万十町が主な産地です。
6月はかつおの旬にあたる?特徴は?
高知のかつおの旬は、初鰹(3月~5月:春)と戻り鰹(9月~11月:秋)です。
夏にあたる6月~8月は旬ではありませんが、冬と違って水揚げが落ち込むわけではないのでご安心ください。
いわゆる「夏鰹」は、さっぱりとした初鰹と、脂が濃厚な戻り鰹の中間にあたる身質です。梅雨時期でも、かつおを求めて多くの方が高知を訪れます。
旬でなくても高知のかつおは格別ですよ。
※年によっては、6月中旬頃まで「初鰹」とされる場合もあります。事前に確認しておきましょう。
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高知の旬の魚を食べられる魚市場
高知県内の魚市場は「久礼大正町市場」「高知市中央卸売市場」「ひろめ市場」の3つです。
最高品質のかつおを食べるなら「久礼大正町市場」がおすすめ。「ひろめ市場」はアクセス良好で、高知を代表する観光地です。「高知市中央卸売市場」も、併設された食堂で楽しめます。
市場内の人気店やアクセスの詳細は「高知観光で外せない魚市場3選!ランチ・食堂の人気店も紹介!」で解説しています。ぜひご覧ください。
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多くの川魚が旬を迎える6月。夏鰹も美味しいですが、あえて川魚を楽しむプランも良いのではないでしょうか。
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