
高知県東部に位置し、全国的にもゆずの生産地として知られる馬路村。本記事では馬路村に焦点を当て、おすすめの名産品について3つピックアップして紹介します。
※記事監修:高知市に本社がある、七和海岸通り市場の運営元「株式会社七和」
※記事執筆:高知の美味しいものに詳しい、株式会社七和の従業員
高知県馬路村とは?
高知県東部の深い山々に囲まれた山あいに位置する馬路村(うまじむら)は、村の面積の95%以上を森林が占める自然豊かな小さな村です。ゆず栽培が盛んで、ゆずの村として全国的に知名度が高く、人口が1,000人に満たない小さな村でありながら、ゆず関連の商品で村おこしに成功しました。
また清流・安田川が村の中央を流れ、清らかな水と澄んだ空気が村全体を包んでいます。「日本の里100選」にも選出されており、高知県内でも村づくりに積極的に取り組んでいる地域です。
馬路村でおすすめの名産品3選
馬路村でおすすめの名産品を3つピックアップして紹介します。
・ゆず
・鮎(あゆ)
・木工芸品
それぞれの特徴について、詳細にみていきましょう。
ゆず

馬路村の名を全国に知らしめた最大の立役者が「ゆず」です。村の半数以上の住民がゆず栽培に携わり、農薬・化学肥料・除草剤を一切使用せず、豊かな森林と清らかな川の水で育てられたゆずは「香り」「酸味」「甘み」がひと味違います。皮まで安心して使える無農薬のゆずは、年間800トン収穫されています。収穫の季節である11月には村中にゆずの香りが漂います。
このゆずをふんだんに使った加工品は、全国的なヒット商品を生み出してきました。ロングセラー清涼飲料水「ごっくん馬路村」や、まろやかな出汁とゆずの風味が絶妙な「ぽん酢しょうゆ ゆずの村」をはじめ、すし酢・ジャム・ゆずこしょう、さらにはゆずから抽出したオイルを使うスキンケア商品までさまざまです。村の誇りとこだわりが詰まったゆず製品は、今では高知県には欠かせないブランドとなっています。
鮎(あゆ)

村の中心を流れる清流・安田川は、川魚の宝庫です。なかでも鮎は「清流めぐり利き鮎会」で2度グランプリを受賞しており、その味は全国屈指と評されています。安田川の川底の質の良い苔を食べて育つ馬路村の鮎は、魚特有の生臭みが少なく、苦みと甘みが良いバランスです。
馬路村の鮎は塩焼きが絶品です。パリッと香ばしく焼き上がった皮と、ふっくらとして旨みの詰まった身の味わいは、一口食べると芳醇な香りが口いっぱいに広がります。6月〜9月頃のシーズンには、馬路村の観光を支える「うまじ温泉」で塩焼きを楽しむことができます。6月ごろに「鮎漁」が解禁されると多くの人が馬路村を訪れ、釣りを楽しみます。
木工芸品

引用元:https://higashi-kochi.jp/shop/detail.php?id=239
食べ物ではありませんが、馬路村の産品として外せない「木工芸品」を紹介します。
馬路村は面積の96%を森林が占め、その大半が県木にも指定されている魚梁瀬杉(やなせすぎ)です。淡紅色の色合いとキメ細かい木目が特徴のこの杉材や間伐材を活かし、職人の手作業で多くの木工芸品がつくられています。「馬路村ふるさとセンター まかいちょって家」などで販売されており、林業で栄えた村の歴史と技術を今に伝えています。
まとめ
森林率が95%以上と、県内でも自然豊かな馬路村。主要産業のゆずをはじめ、村づくりに成功した地域として全国的にも高い知名度を誇ります。ゆず・川魚などの馬路村が誇る名産品はぜひ食べてみてください。
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