本記事では高知名物の中でも、4月が旬といえる魚に焦点を当てて、一覧で解説していきます。
暖かくなり旅行・観光する方も多くなる季節、高知では何を食べるべきなのか。
「かつお」は4月は旬にあたるのか。これらについて、地元高知の水産会社が解説していきます。
※旬は学術的に定義されるものではないので、若干の地域差があります。
※年によっても異なるので、参考程度にご確認ください。
※各月の旬は「高知の魚・水産物の旬カレンダー(1月~12月)」でチェック!
目次
4月が旬の高知の魚①:かつお(初鰹)
高知を代表する魚であるかつおは、3月~5月と9月~11月の二度旬があります。
前半の旬にあたるかつおは「初鰹」と呼ばれ、餌を求めて北上を続ける中で水揚げされた個体をそう称します。
餌を食べて大きくなった秋頃の「戻り鰹」よりも、脂は控えめ、身質はさっぱりです。
刺身で食べても十分美味しいですが、高知名物「藁焼きタタキ」にするとさっぱりとした身質との相性が良く人気があります。
高知県では、初鰹の水揚げが始まると観光客が一気に増え、盛り上がりをみせます。初鰹は観光の起爆剤といえるでしょう。
4月の初鰹本格シーズンに高知県を訪れ、初鰹を食べない選択肢はありません。ぜひ本場の味をお楽しみください。
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4月が旬の高知の魚②:メヒカリ
太平洋に面する地域で広く食べられるメヒカリは、高知でも全域で親しまれており、12月〜4月頃が旬にあたります。
高知の方言では「ひいといぼし」という、一日干ししたメヒカリを、唐揚げや素揚げ、天ぷらにして食べると絶品です。
4月は旬の終盤にあたるので、まだ食べていない場合は急ぎましょう。
高知県内の多くの居酒屋で扱っているので、この時期にぜひ頼んでみてください。
4月が旬の高知の魚③:キビナゴ
南日本を中心に生息し、高知では県内全域で漁が盛んなキビナゴ。3月~5月頃が旬です。
鮮度の落ちが非常に早く、刺身で食べることは難しいとされますが、キビナゴ漁で有名な宿毛市では刺身で食べることも可能。名物「きびなご丼」は、ご当地の丼として高い人気を誇ります。
もちろん天ぷらや唐揚げで食べるのも絶品です。お土産店では加工品も多く販売されているので、この時期はキビナゴを狙うのもおすすめです。
高知の旬の魚を食べられる魚市場
高知県内の魚市場は「久礼大正町市場」「高知市中央卸売市場」「ひろめ市場」の3つです。
それぞれ特徴があり、県内最高クラスのかつおを食べるなら「久礼大正町市場」、メヒカリやキビナゴなども同時に楽しみたいなら「ひろめ市場」がおすすめ。寿司は「高知市中央卸売市場」に併設の飲食店があります。
市場内の人気店やアクセスの詳細は「高知観光で外せない魚市場3選!ランチ・食堂の人気店も紹介!」で解説しています。ぜひご覧ください。
高知の美味しい魚・水産物を購入するなら七和海岸通り市場
4月は暑くも寒くもない時期なので、旬の魚は比較的少ないですね。
それでも初鰹が最盛期なので、高知の食は十分に楽しめます。
そしてこの時期に高知に行けないという方は、ぜひ七和海岸通り市場をご利用ください。
七和海岸通り市場とは、高知の水産会社が選び抜いた高知の特産品を、魚や水産物を中心に取り揃えた通販サイトです。
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ぜひ一度ご利用いただき、高知が誇る海の幸をお楽しみください。