本記事では高知名物の中でも、3月が旬といえる魚に焦点を当てて、一覧で解説していきます。
寒さが緩和され徐々に暖かくなり始める季節、高知では何を食べるべきなのか。
「かつお」は3月は旬にあたるのか。これらについて、地元高知の水産会社が解説していきます。
※旬は学術的に定義されるものではないので、若干の地域差があります。
※年によっても異なるので、参考程度にご確認ください。
※各月の旬は「高知の魚・水産物の旬カレンダー(1月~12月)」でチェック!
目次
3月が旬の高知の魚①:かつお(初鰹)
高知を代表する魚であるかつおは、3月頃に旬を迎えます。
この時期のかつおは「初鰹」と呼ばれ、3月~5月頃まで水揚げが盛んです。
餌を求めて北上している途中なので、餌を食べて大きくなった秋頃の「戻り鰹」よりも、脂が控えめで身質はさっぱりしています。
初鰹は刺身で食べても美味しいですが、藁焼きタタキにするとさっぱりとした身質との相性が良く大人気。
江戸時代には「初鰹は女房を質に入れても食え」という言葉が出回るほど人気が高い食べ物でした。
また高知県では、初鰹の水揚げが始まると観光客が一気に増え盛り上がりをみせます。まさに観光の起爆剤といえるでしょう。
3月に高知県に来て初鰹を食べない選択肢はありません。年によって3月後半からのスタートになる場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
▼『龍馬鰹たたき』のご購入はこちらから!
【高知名物】藁焼き龍馬鰹たたき|高知産品通販サイト 七和海岸通り市場
3月が旬の高知の魚②:うつぼ
高知名産品して人気の高いうつぼは、10月〜3月頃が旬にあたり、3月は旬の終盤です。
高知県内ではうつぼのたたき、唐揚げ、刺身などで食べます。
その独特の食感と味は驚くこと間違いなし。
県外から観光に来た際には、ぜひ食べていただきたい県内代表珍味です。
3月が旬の高知の魚③:メヒカリ
太平洋に面する地域で広く食べられるメヒカリ。
高知でも県内全域で親しまれており、12月〜4月頃が旬にあたります。
一日干し(高知の方言では「ひいといぼし」と呼ぶ)したメヒカリを、唐揚げや素揚げ、天ぷらにして食べると絶品です。
高知県内の多くの居酒屋で扱っているので、この時期にぜひ頼んでみてください。
3月が旬の高知の魚④:キビナゴ
主に南日本に生息し、高知県では全域で漁が盛んなキビナゴ。3月~5月頃が旬です。
鮮度の落ちが非常に早いですが、全国屈指のキビナゴ漁場である宿毛市などでは刺身で食べることも可能。名物「きびなご丼」は、ご当地丼ぶりとして高い人気を誇ります。
他にも、天ぷらや唐揚げで食べるのも絶品です。加工品も多く販売されているので、この時期はキビナゴを狙うのもおすすめです。
高知の旬の魚を食べられる魚市場
高知県で旬の魚を食べられる魚市場は「久礼大正町市場」「高知市中央卸売市場」「ひろめ市場」の3つです。
県内最高品質のかつおを食べるなら「久礼大正町市場」、うつぼやキビナゴなども楽しみたいなら「ひろめ市場」がおすすめ。寿司は「高知市中央卸売市場」の飲食店があります。
人気店やアクセスの詳細は「高知観光で外せない魚市場3選!ランチ・食堂の人気店も紹介!」で解説しています。ぜひご覧ください。
高知の美味しい魚・水産物を購入するなら七和海岸通り市場
どんな魚も現地で食べるのが一番ですよね。
しかしこの時期に高知に行けないという方は、ぜひ七和海岸通り市場をご利用ください。
七和海岸通り市場とは、選び抜いた高知の特産品を、魚や水産物を中心に取り揃えた通販サイトです。運営元が水産会社であるため、質の高さには自信があります。
かつお藁焼きタタキ(龍馬鰹たたき)をはじめ、まぐろ、しらす、漬け丼など、幅広い水産物を取り扱っています。
ぜひ一度ご利用いただき、高知が誇る海の幸をお楽しみください。