【高知名産】養殖のカンパチとは?食べ方や有名ブランドを紹介!

一尾のカンパチ

カンパチは高知の代表的な養殖魚です。生産量は全国でも上位を誇り、有名なブランドもいくつか存在します。高知の海で育てられたカンパチは品質が高く、多くの方に人気です。

本記事では、カンパチの特徴やブランド、おすすめの食べ方について紹介します。ぜひ参考にしてください。

※記事監修:高知市に本社がある、七和海岸通り市場の運営元「株式会社七和」

※記事執筆:高知の美味しいものに詳しい、株式会社七和の従業員

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カンパチとは

カンパチは「シオ」や「ネイリ」などの名称があり、ブリやヒラマサと共にブリ御三家と呼ばれています。透き通った白い身をしているため白身魚にも見えますが、赤身魚です。高知県は養殖カンパチの名産地であり、生産量は全国3位を誇ります。(2015年時点)

日本の市場に出回ってるカンパチのほとんどが養殖ものであり、天然ものは漁獲量が少ないため流通量が少ないです。天然ものは尾びれが三角形で全体的にとがった形をしており、養殖ものは尾びれが丸くふっくらとした形をしているため、見た目で判別出来ます。

天然カンパチの旬は6~10月ごろですが、養殖カンパチが年間を通して流通しているため、季節による品質の変化を感じることは少ないでしょう。

高知の養殖カンパチのブランド

高知県で有名な養殖カンパチのブランドである「須崎勘八」「極美勘八」について解説します。

須崎勘八

須崎勘八はカンパチ養殖発祥の地と言われる須崎市の野見湾で養殖されています。リアス式形状の地形に恵まれており、入り江になっているため外海の影響を受けにくいためカンパチ養殖に適した環境です。

定期的に淡水浴をさせることで身体に付く寄生虫を浸透圧で払います。淡水が入り込んだ身体はとてもみずみずしく、脂の乗りも良いため天然ものに負けない美味しさです。

極美勘八

極美勘八は野見湾で養殖されています。近くを黒潮の分流が流れており水温を適度に維持するため、カンパチにストレスがかからない環境です。

品質管理を徹底しており常に目を行き届かせた飼育を行っています。産地や種類から厳選された餌を与えられたカンパチは、品質が良いと評判です。

カンパチのおすすめの食べ方

カンパチの調理方法で特に人気のある「刺身」「漬け丼」「照り焼き」について解説します。

刺身

カンパチの刺身

カンパチの鮮度と食感を味わいたいなら刺身がおすすめです。取れたてのカンパチはコリコリと歯ごたえがあり、数日熟成させたものは身が柔らかくなります。

ただし、熟成期間が長いと身が傷むため注意が必要です。

漬け丼

宇佐もん工房 カンパチの漬け丼

ご飯との相性が抜群の漬け丼は、カンパチでも人気の食べ方です。素材の味がしっかりしているため、だし醤油に付けても美味しく食べられます。味が濃くなりすぎないよう醤油加減には注意しましょう。

彩りや風味を加えたいなら大葉などを添えるのがおすすめです。

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照り焼き

カンパチの照り焼き

ブリと同様に照り焼きにしても美味しいです。気分によって醤油と味噌を使い分けると飽きが来ない味になります。

おろし生姜を加えることで臭いを取り除けるため、生魚が苦手な方におすすめです。

まとめ

高知の海で育てられたカンパチは、どれも品質が高く鮮度抜群です。歯ごたえが良くしっかりとしている身は、様々な料理で活躍します。

高知が誇るカンパチを、ぜひ一度お召し上がりください。

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