本記事では高知名物の中でも、12月が旬といえる魚に焦点を当てて、一覧で解説していきます。
高知は水産物の質が高いですが、年末にかけての観光では何を食べるべきなのか。
高知を代表する魚「かつお」は1月は旬にあたるのか。
こちらについて、地元高知の水産会社が解説していきます。
※旬は学術的に定義されるものではないので、若干の地域差があります。
※年によっても異なるので、参考程度にご確認ください。
※各月の旬は「高知の魚・水産物の旬カレンダー(1月~12月)」でチェック!
目次
12月が旬の高知の魚①:しらす
しらすは年中水揚げがあり、地域によって旬は異なります。
高知県におけるしらすの旬は秋から春にかけてで、中でも12月が1年の中でも味が最も良い時期とされています。
もし新鮮かつ美味しいしらすが食べたい方は、12月を狙って高知に行くことがおすすめです。丁度この時期はかつおの水揚げが少ないため、しらすを中心とした観光ができますよ。
※高知のしらすの旬・産地・おすすめ飲食店などは「高知のしらすの旬・産地・人気店・おすすめお取り寄せ通販を解説」で解説しています。あわせてご覧ください。
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12月が旬の高知の魚②:うつぼ
「海のギャング」とも呼ばれる、高知を代表する海の幸うつぼは、10月~3月頃に旬を迎えます。
高知では主に「うつぼのたたき」や「唐揚げ」、「刺身」にして食べます。コラーゲンたっぷりなうえに、少しコリコリした触感は、癖になること間違いなし。
12月に高知に来たら、ぜひ食べてほしい魚の1種です。
12月が旬の高知の魚③:清水さば(ゴマサバ)
高知県西部の土佐清水市で水揚げされるゴマサバは、「清水さば」というブランドで知られており、10月~2月頃に旬を迎え一段と脂が増します。
一般的にサバは腐りやすいため刺身に適していません。しかし清水さばは「立縄漁」という漁法で一匹ずつ釣り上げ、そのまま生け簀で水揚げするので、鮮度を維持でき、刺身で食べることが可能です。
さらにゴマサバの中でも「清水さば」のブランドを冠することができるのは、高知県漁業協同組合清水統括支所が「脂の良さ」と「鮮度」の基準を満たしていると認定している個体のみ。
12月の高知、特に西部地域を観光する際には必食の魚です。
12月が旬の高知の魚④:メヒカリ
メヒカリは水深約200m~約400mに生息する深海魚で、高知をはじめ太平洋側で主に食べられている魚です。高知では12月~4月頃に旬を迎えます。
一日干し(土佐弁では、ひいといぼし)したメヒカリを、素揚げや唐揚げ、天ぷらにして食べます。
高知の居酒屋では多くの店舗が扱っているので、特に12月には食べてみてはいかがでしょうか。
12月が旬の高知の魚⑤:沖うるめ
全国では「ニギス」と呼ばれますが、高知では「沖うるめ」が一般的。土佐沖で獲れる沖うるめは、10月~2月頃に旬を迎えます。
沖うるめ独特の旨みと苦みを同時に味わうことができる「丸干し」は、高知県民の酒の肴として欠かせません。
旬の時期の脂たっぷりの沖うるめは、ぜひ食べてみてください。
12月が旬の高知の魚⑥:金目鯛(キンメダイ)
高知県の東部「室戸市」の名産魚、金目鯛は6~7月頃、12~2月頃が旬にあたります。
高知の金目鯛の漁獲量は西日本一(全国4位)を誇り、中でも室戸沖の金目鯛漁は漁場が近く、一本釣りしたものを日戻りで水揚げしているため鮮度が抜群です。
一般的には高級魚の一種ですが、室戸市名物「キンメ丼」では比較的リーズナブルな価格で食べることができます。
他にも、煮付け、刺身は絶品で、冬ならではの鍋も大人気。冬の高知では必食です。
かつおは年によって12月上旬まで戻り鰹の場合も
高知を代表する魚「かつお」には、旬が一年に二度あります。春~初夏頃の「初鰹」、秋頃の「戻り鰹」です。
戻り鰹は、高知では例年9月~11月頃に水揚げされますが、年によっては12月上旬まで脂が豊富なかつおが水揚げされることも。
例えば2022年は戻り鰹のスタートが遅かったため、12月上旬まで戻り鰹を楽しむことができます。
戻り鰹に定義はありませんが、鮮魚店や店舗の方に聞けば答えてくれます。「まだ戻り鰹ですか?」と気軽に聞いてみましょう。
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