鰹の本場高知ならではの食べ方である塩タタキですが、あまり馴染みのない方も多いと思います。
本記事では、塩タタキとは何かに触れつつ、塩タタキにできる鰹の条件やおすすめの薬味について解説します。
※記事監修:高知市に本社がある、七和海岸通り市場の運営元「株式会社七和」
※記事執筆:高知の美味しいものに詳しい、株式会社七和の従業員
目次
鰹の塩タタキとは
鰹の塩タタキとは、鰹のタタキをタレではなく塩を付けて食べることの総称です。
塩タタキのルーツは、一本釣りの漁師さんとされています。
船の上には、十分な薬味はありません。そこで釣ったばかりの鰹を炙り、塩と共に食べていて、それが高知県内に広がっていきました。
鰹の名産地である高知県ならではの食べ方ですが、県内ではその意味合いが若干異る場合があり、特に四万十市の塩タタキは「塩だれ」で食べる人が多いです。
鰹の塩タタキの必須条件
塩タタキを美味しく食べるには、鰹の鮮度が高く、生臭くないことが必須条件です。
塩タタキは鰹本来の味をよりダイレクトに味わえることが利点ですが、裏を返せば鰹そのものの鮮度が悪ければすぐに味で分かってしまいます。
シンプルな味付けだからこそ、ごまかしがきかず、素材の品質が美味しさに直結します。
美味しい塩タタキを食べるには、鮮度が重要になるので、鮮度が高い鰹が多く流通する高知以外で食べることは困難です。
鰹の塩タタキに合う薬味
タレで食べる鰹のタタキは、たっぷりの薬味を添えるのが一般的ですが、素材の味を楽しむ塩タタキは、生にんにくだけで十分です。
スライスしたにんにくを数枚と、塩タタキを同時に食べることにより、にんにくとツンと来る刺激と、タタキの香ばしさが相乗効果を生みます。
辛さが気になる場合は、にんにくをお皿に入れてラップした後に、電子レンジで10秒ほど加熱して辛味抜きを行いましょう。
鰹の塩タタキのブランド 3 選
鰹の本場、高知県には様々な塩タタキのブランドがあります。
なかでもおすすめのブランドを3つピックアップして紹介します。
龍馬鰹たたき(七和海岸通り市場)
龍馬鰹たたきは、太平洋で一本釣りされた鰹を使用します。また、水揚げ後に鮮度を落とさないよう船上で急速冷凍しているので、食卓では釣りたての鮮度を味わうことができます。
豪快に藁で焼き上げられたタタキは、付属の室戸海洋深層水塩「深海の華」に付けて、塩タタキで食べると絶品です。
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【高知名物】藁焼き龍馬鰹たたき|高知産品通販サイト 七和海岸通り市場
明神水産
(https://www.myojinsuisan.com/hpgen/HPB/entries/7.html)
「漁師が釣って、漁師が焼いた」でお馴染みの明神水産の塩タタキは、高知県で作られた特性の天目塩を使用しています。
職人の手によりくみ上げられた海水を、太陽と自然の力を借りて作られた天目塩は鰹のうまみを最大限に引き出します。藁焼きされたタタキとの相性は抜群です。
土佐料理 司
(https://www.tosakatsuo.com/c/shiotataki)
土佐料理 司では特殊な冷凍設備を持つ船から一船買いを行い、一本釣りされた鰹を吟味し、その中でタタキに合うと判断された鰹のみを使用しています。
選び抜かれた鰹は、鰹本来のコクや旨み、香りを楽しむことができます。
また、漁獲から流通までを徹底管理しているため、いつでも食べ頃の状態を維持しています。
高知産の塩タタキを購入するなら七和海岸通り市場
高知を訪れるなら一度は食べておきたい鰹の塩タタキ。鮮度が良くなければ味わえないため、高知ならではの名産品です。
また「高知産の塩タタキ」を通販でお取り寄せしたい場合には、七和海岸通り市場をご利用ください。
七和海岸通り市場とは、高知の水産会社が選び抜いた高知の特産品を、魚・水産物中心に取り揃えた通販サイトです。
ぜひ一度ご利用いただき、ご自宅で絶品の「鰹の塩タタキ」をお楽しみください。