本記事では高知名物の中でも、2月が旬といえる魚に焦点を当てて、一覧で解説していきます。
高知は水産物の質が高いですが、寒さが増す晩冬の観光では何を食べるべきなのか。
高知を代表する魚「かつお」は2月は旬にあたるのか。
こちらについて、地元高知の水産会社が解説していきます。
※旬は学術的に定義されるものではないので、若干の地域差があります。
※年によっても異なるので、参考程度にご確認ください。
※各月の旬は「高知の魚・水産物の旬カレンダー(1月~12月)」でチェック!
目次
2月が旬の高知の魚①:うつぼ
高知名産品として人気の高いうつぼは、10月〜3月頃が旬にあたります。
高知県内ではうつぼのたたき、唐揚げ、刺身などで食べ、旬の時期は旨みが増すのでおすすめ。
独特の食感と味は、県外から観光に来た人は驚くこと間違いなしの県内代表珍味です。
2月が旬の高知の魚②:清水さば(ゴマサバ)
高知県西部に位置する土佐清水市のゴマサバのブランド「清水さば」は、10月〜2月頃が旬にあたります。
清水さばとは、土佐清水市で水揚げされたゴマザバのうち、脂のノリと鮮度の良さが基準値を満たしている個体のみが冠することのできるブランドです。
全国的には巻き網で大量に水揚げするサバですが、清水さばは一本釣りであるため、身の状態が抜群です。
鮮度落ちが早いため、通常サバは刺身で食べることができませんが、清水さばは刺身で食べることができます。「真さばしか食べたことがない」「サバを刺身で食べたことがない」という方は、ぜひ食べてみてください。
2月が旬の高知の魚③:メヒカリ
主に太平洋に面する地域で食べられるメヒカリ。高知でも県内全域で親しまれており、12月〜4月頃が旬にあたります。
一日干し(高知の方言では「ひいといぼし」)したメヒカリを、素揚げ、唐揚げ、天ぷらにして食べるのが絶品です。
高知県内の多くの居酒屋で扱っているので、この時期には頼んでみてはいかがでしょうか。
2月が旬の高知の魚④:沖うるめ
広く「メギス」と呼ばれる魚ですが、高知県では「沖うるめ」と呼ぶのが一般的。県内では10月〜2月頃に旬を迎えます。
沖うるめの丸干しは酒をこよなく愛する高知県民の大好物。スーパーや居酒屋などでお買い求め可能です。
独特な旨みと苦みを同時に味わうことができ、熱燗や熱い焼酎などと相性抜群。ぜひ冬の高知でお召し上がりください。
2月が旬の高知の魚⑤:金目鯛(キンメダイ)
高知県東部に位置する室戸市が誇る名産品「金目鯛」は、6~7月頃と12~2月頃の2回旬があります。
高知の金目鯛の漁獲量は西日本一(全国4位)を誇り、中でも室戸の金目鯛漁は漁場が陸から近く、一本釣りしたものを日戻りで水揚げできるため鮮度が抜群です。
室戸の「キンメ丼」は全国的にも有名になりましたが、刺身、煮付けなどで食べるのもおすすめ。冬の高知では必食といえるでしょう。ぜひ室戸市まで足を運んでお召し上がりください。
2月はかつおの旬に該当しません
高知を代表する魚「かつお」は、残念ながら2月は旬ではありません。多くの漁船も休む時期で、水揚げ量は大幅に減少します。
そのためこの時期は「冷凍」のかつおが流通します。「生」ではありませんが、昨今の技術の進歩と、県内が誇る目利き力で十分美味しいかつおを食べることが可能です。
どうしても「生」が良いという場合には、翌月中旬頃から始まる初鰹(例年では3月中旬~5月頃)を楽しみに待ちましょう。
高知の美味しい魚・水産物を購入するなら七和海岸通り市場
どの魚も、やはり現地で食べるのが一番ですよね。
しかし、この時期に高知に行けないという方は、ぜひ七和海岸通り市場をご利用ください。
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ぜひ一度ご利用いただき、高知が誇る海の幸をお楽しみください。