本記事では高知名物の中でも、1月が旬といえる魚に焦点を当てて、一覧で解説していきます。
高知は水産物の質が高いですが、年初の観光では何を食べるべきなのか。
高知を代表する魚「かつお」は1月は旬にあたるのか。
こちらについて、地元高知の水産会社が解説していきます。
※旬は学術的に定義されるものではないので、若干の地域差があります。
※年によっても異なるので、参考程度にご確認ください。
※各月の旬は「高知の魚・水産物の旬カレンダー(1月~12月)」でチェック!
目次
1月が旬の高知の魚①:うつぼ
高知を代表する海の幸うつぼは、寒い時期の10月〜3月頃が旬にあたります。
高知では、うつぼのたたき、唐揚げ、刺身などで食べるのが一般的。
その食感と味は、県外から来た人は驚くこと間違いなしの珍味です。
1月が旬の高知の魚②:清水さば(ゴマサバ)
高知県西部、土佐清水市のブランド「清水さば」は、10月〜2月頃が旬にあたります。
清水さばとは、土佐清水市で水揚げされたゴマザバのうち、脂のノリと鮮度の良さが基準値に達している個体のみが、冠することのできるブランドです。
また、全国的には巻き網で大量に水揚げするサバですが、土佐清水市では一本釣りが主流で、身の状態が抜群です。
まずは刺身で食べるのがおすすめですよ。
1月が旬の高知の魚③:メヒカリ
太平洋側の地域で食べられるメヒカリ。高知でも広い地域で親しまれており、12月〜4月頃が旬にあたります。
一日干ししたメヒカリは、素揚げ、唐揚げ、天ぷらにして食べるのが絶品です。(豆知識:高知では「一日干し」を「ひいといぼし」といいます)
主に高知県内の居酒屋で扱っているので、この時期には頼んでみてはいかがでしょうか。
1月が旬の高知の魚④:沖うるめ
全国的には「メギス」と呼ばれますが、高知県では「沖うるめ」が一般的。10月〜2月頃に旬を迎えます。
沖うるめの丸干しは、酒好きな高知県民の大好物で、スーパーや居酒屋などでお買い求め可能です。
独特な旨みと苦みを同時に味わえる沖うるめ。ぜひ冬の高知でお召し上がりください。
1月が旬の高知の魚⑤:金目鯛(キンメダイ)
高知県の最東部に位置する室戸市が誇る名産品「金目鯛」は、6~7月頃、12~2月頃の2回旬があります。
高知の金目鯛の漁獲量は西日本一(全国第4位)を誇り、中でも室戸の金目鯛漁は漁場がすぐ近くで、一本釣りしたものを日戻りで水揚げしているため鮮度が抜群です。
室戸の「キンメ丼」は全国的にも有名になりましたが、刺身、煮付けなどで食べるのもおすすめ。冬の高知では必食といえるでしょう。
1月はかつおのシーズンオフ
高知を代表する魚「かつお」は、残念ながら1月はシーズンオフです。漁船も休む時期で、水揚げ量は大幅に減少します。
この時期は「冷凍」のかつおが流通しますが、昨今の技術の進歩により「生」と同然の品質を味わうことが可能です。
どうしても「生」が良いという場合には、次の旬にあたる初鰹(高知では3月中旬頃から)を楽しみに待ちましょう。
高知の美味しい魚・水産物を購入するなら七和海岸通り市場
どの魚も、やはり現地で食べるのが一番です。
しかしこの時期に高知に行けないという方は、ぜひ七和海岸通り市場をご利用ください。
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ぜひ一度ご利用いただき、海の幸に恵まれた高知の産品をお楽しみください。