高知の魚といえば「かつお」が筆頭にあがります。
しかし「まぐろ」も名産品の1つになりつつあることをご存知でしょうか。
本記事では高知が生んだ日本一の養殖本まぐろ「黒潮本まぐろ」について解説します。
目次
「黒潮本まぐろ」とは
あまり知られていませんが、高知県は本まぐろの養殖が盛んで、生産量は長崎県、鹿児島県に次いで第3位を誇ります。シェアは全国の約10%を占めており、高知県の主産業といっても過言ではありません。
その高知県の養殖本まぐろを代表するブランドが「黒潮本まぐろ」です。黒潮本まぐろとは、高知県西部の大月町が有する「宿毛湾」で養殖されている本まぐろ(クロマグロ)のことを指します。
大月町といえば、日本とは思えないほど透き通った海「柏島」が有名で、水産物を育てる海で絶好の場所といえるでしょう。
2021年全国養殖クロマグロ品評会で最優秀賞受賞
黒潮本まぐろは、2021年に開催された『全国養殖クロマグロ品評会』にて最優秀賞を受賞しています。
マグロの消費量が世界一位である日本国内において、安定かつ高品質なマグロ供給の促進を目的として実施されているコンクールであり、その中で最優秀賞を獲得することは「日本一」となったと同義です。
評価対象は、外観評価(色調・脂のノリ)と身質評価(色・味・食感)の2点。これらが最も優れていると評価されたのが黒潮本まぐろということになります。
黒潮本まぐろが選ばれる理由
黒潮本まぐろは、高知県内だけでなく、県外にも根強いファンを有しています。
たくさんの方に選ばれている理由を4点、ピックアップしてご紹介します。
黒潮が流れ込む宿毛湾で自由に遊泳
大月町の約2km沖合い、潮通しが良い深さ約25mに設置された大きないけすの中で、稚魚の状態から自由に遊泳させることで健康的に養殖しています。
黒潮が流れ込んでくる透き通った海域で、自由に泳ぐことができるのは、まぐろにとっては絶好の環境です。
近海どれの新鮮な魚を餌に2年かけて養殖
近海でとれるイワシやサバなど、自社の漁船で水揚げした新鮮な魚を餌として食べさせながら、約2年かけて丁寧に育て上げています。
夏や冬でも水温がある程度一定を保っているので、成長が早く約2年で十分な大きさ(50kg以上)に成長させることが可能に。
水揚げ直後に船上で丁寧に処理
水揚げ直後には、船上で丁寧に処理しています。
鮮度と旨みの維持には欠かせない過程も、徹底して行います。
最新技術「プロトン凍結」で鮮度を維持
黒潮本まぐろはプロトン凍結技術を使って、高い鮮度のまま出荷しています。
プロトン凍結とは、冷風に均等磁束と電磁波をハイブリッドさせた「急速冷凍技術」のことです。
氷の粒を小さく均一に形成することで、食品の細胞破壊を抑制。解凍時のドリップや離水量を少なくできるため、食品の品質を限りなく本来の状態で維持することが可能です。
プロトン凍結を採用することで、生同然の味わいのまま出荷ができます。
黒潮本まぐろのおすすめの食べ方
黒潮本まぐろの本来の味を楽しむなら、刺身がおすすめです。生同然、またはそれ以上の旨みと味わいを楽しんでいただけるのではないでしょうか。
他にも、ほかほかご飯の上に乗せる海鮮丼や、寿司もおすすめです。寿司の場合には、素材の味を邪魔しないように、酢飯はほんのり薄めでどうぞ。
赤身が残るくらいの焼き加減で楽しむ「まぐろステーキ」でも楽しんでいただけます。
黒潮本まぐろを購入するなら七和海岸通り市場
高知が誇るブランド「黒潮本まぐろ」。ぜひ一度お召し上がりいただき、他のまぐろとの違いを感じてください。飼育から冷凍、加工から出荷までこだわり抜いているので、その品質に驚いていただけるのではないでしょうか。
黒潮本まぐろを購入するなら「七和海岸通り市場」がおすすめです。七和海岸通り市場とは、選び抜いた高知の特産品を、水産物中心に取り揃えた通販サイトです。当サイトでは、通年黒潮本まぐろをご購入いただけます。
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