豊富な水産物に恵まれている高知県は、メヒカリの漁獲量が多い県としても知られています。深海魚であるためあまり市場に姿を現さないといわれており、馴染みが無い方も多いのではないでしょうか。
本記事では、高知が誇るメヒカリの特徴や旬、おすすめの食べ方について解説します。
※記事監修:高知市に本社がある、七和海岸通り市場の運営元「株式会社七和」
※記事執筆:高知の美味しいものに詳しい、株式会社七和の従業員
高知が誇る「メヒカリ」とは
メヒカリは、正式名称はアオメエソですが、地域によって呼称が異なる魚です。主に太平洋側で水揚げされることが多く、特徴として大きく青い瞳や柔らかい身質が挙げられます。
温暖な季節では浅い海域に姿を現すこともありますが、普段はあまり動かずに海底にいる時間が多いため、底曳き網による漁獲が一般的です。
20年ほど前までは雑魚として扱われており、あまり人気がありませんでした。しかし、近年ではそのおいしさから注目を集めるようになり、知名度が向上してきています。
メヒカリの旬
メヒカリは、底曳き網漁の禁漁期を除き年間を通して漁獲されています。しかし、地域によって生息するメヒカリの種類が異なるため、自然と旬の時期も様々になります。
高知県では主に12~4月の冬季が旬といわれていますが、旬以外の時期でも冷凍が流通されているため、通年を通して居酒屋などで見かけるでしょう。
メヒカリのおすすめの食べ方
メヒカリの食べ方は様々ですが、中でも人気の調理方法である「唐揚げ」「塩焼き」「天ぷら」について解説します。
①唐揚げ
高知県では、唐揚げが最も主流な食べ方といえるでしょう。骨まで美味しく食べられるメヒカリは、唐揚げとの相性が抜群です。
調理方法は、塩を少し加えた後に片栗粉をまぶすだけのお手軽さ。カリっと揚げた後は骨ごとサクッと味わいましょう。お好みでレモンを加えるのもおすすめです。
②塩焼き
シンプルに焼くだけの塩焼きは、高知県でも広く愛されています。柔らかな身が口の中でほどけていき、ほんのり感じる甘みが良いアクセントになるでしょう。
塩の量はお好みですが、食感を残すためにも火加減には注意が必要です。
③天ぷら
柔らかな食感を楽しめる天ぷらは、高知県でも人気の調理方法です。サクッとした衣の中にはホクホクの身が埋まっており、手が止まらくなります。
塩やレモンで味付けすることで、美味しさが一層広がるでしょう。
高知のメヒカリを購入するなら七和海岸通り市場
広大な太平洋で育つメヒカリは、老若男女を問わず幅広い方から愛される魚です。味わいも絶品で、今回紹介した食べ方はもちろん、その他の調理法でも美味しくいただけます。
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高知が誇る干物であるメヒカリを、ぜひ一度召し上がってみてはいかがでしょうか。
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